導入事例
アークベル株式会社 様
映像音響・撮影機材レンタルにおける作業ミス低減と、機材管理の厳密化を実現すべく、 レンタル業務システムを導入
アークベル様は、各種映像媒体の企画制作、撮影、編集並びに、映像音響・撮影機材のレンタル、販売に関するサービスを提供しています。 このうち、レンタル業務に適用すべく、レンタル業務システムKAREN-CORE SaaS(以下、KAREN-CORE)をご導入頂きました。 今回は、導入経緯や導入効果についてご担当者様にお話を伺いました。
KAREN-COREの導入経緯、導入以前の課題をお教え下さい。
KAREN-CORE 導入以前は、以下の課題がありました。
- ピッキング等の作業にて、倉庫内のどこに機材が保管されているのか、探し出すのに時間を要していた。
- 機材準備の際に、本体に加えて、ケーブル等の付属品を同梱する必要があり、抜け漏れが発生していた。
- 上記同様、出荷の際にも作業ミスが発生していた。
- 複数の担当者への作業指示が、一枚の指示書の備考欄にまとめて記載されていた為、『誰に向けた指示なのかわからない』といった現場の混乱につながっていた。
- 各作業がベテランの能力に依存していた他、新人教育に多くの工数が掛かるという課題があった。
KAREN-COREの導入により、どのような業務改善効果がありましたか?
KAREN-COREを導入したことにより、『作業ミス低減による業務の効率化、機材管理の厳密化』につながりました。具体的には、以下のような業務改善効果がありました。
- 機材毎の棚管理が可能となった事で、倉庫内で機材を探しやすくなった。
- 機材本体+付属品等のセット品管理が可能となった為、同梱漏れを大幅に低減できた。
- バーコードリーダの導入により、出荷・返却(入荷)時の検品が可能となり、作業ミス低減につながった。
- 作業工程毎の指示を指示書に記載可能となった為、誰に向けた指示なのか明確となり、作業ミス低減につながった。
- システムによる業務標準化が可能となった事で、ベテラン依存低減、新人教育工数低減につながった。
システム選定の際に重視したこと、KAREN-COREの選定理由をお教え下さい。
KAREN-COREについては、映像業界向け専門誌への広告掲載により知りました。また、問い合わせを行った際に、映像音響・撮影機材レンタルにおける同業他社への導入実績があると伺った点や、キッセイコムテック自身がレンタルサービスを行っている点に安心感をもちました。
さらに、キッセイコムテックはKAREN-COREの開発→導入→保守、データセンタ運営まですべて自社で行っており、アップデートの際に迅速に改善要望を取り込んで頂けそうという期待感がありました。
導入時の注意点等ありましたらお教え下さい。
弊社におけるKAREN-CORE導入時の注意点や苦労した点は以下となります。
- 以前は、倉庫業務をアナログで行っていた事もあり、バーコードリーダを活用した倉庫業務にスタッフが慣れるまで時間がかかった。
- 以前のシステムから顧客、商品、機材等のマスタ移行に苦労した。移行中も業務は止まらない為、作業時間を捻出する必要があった。
- KAREN-COREの導入にあたり、無理にすべての機能を使いこなそうとするよりは、自社業務に合わせて、必要な機能だけを使うような運用がおすすめ。
ご要望等ありましたらお聞かせください。
弊社業務では、イベント現場で状況により機器の増減が発生するケースが多々あります。このような変更を行うための機能がバージョンアップで追加されたと伺いました。今後、本機能の活用を検討していきたいと思います。
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アークベル株式会社様、貴重なご意見・ご感想ありがとうございました。
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