KAREN-CORE

導入事例

百貨店・店舗向け什器・備品レンタル E社 様

百貨店・店舗向け什器・備品レンタルにおける見積、受注、請求、購買等を一気通貫で管理すべくレンタル業務システムを導入

E社様は、百貨店・店舗向け什器・備品レンタル及び、商空間演出、催事企画等の事業を行っています。このうち、什器・備品レンタル業務に適用すべく、レンタル業務システムKAREN-CORE Subscription(以下、KAREN-CORE)をご導入頂きました。今回は、導入経緯や導入効果についてご担当者様にお話を伺いました。

KAREN-CORE の導入経緯、導入以前の課題をお教え下さい。

KAREN-CORE 導入以前は、以下の課題がありました。

  1. 機器メンテナンス向けシステムをレンタル業務向けに転用していた為、業務と合わない部分が多く発生していました。
  2. 見積、受注、請求、購買等の各業務プロセスの管理ができておらず、必要情報をシステムに後追いで入力する運用となっていました。この為、実質的に請求書起票の為だけにシステムを使うような状況となっていました。
  3. 見積書をExcelにて作成していた為、受注時に同様の情報をシステム側に入力して受注確定する運用となっていました。受注件数が多く、二重入力だけでもかなりの時間をかけていました。
  4. サーバー機器の老朽化により、今後の継続サポートに対する不安、故障等によるシステム停止のリスク懸念があり、システム刷新の必要がありました。

KAREN-COREの導入により、どのような業務改善効果がありましたか?

KAREN-COREを導入したことにより、『業務の一気通貫管理化』を実現することができました。

具体的には、以下のような業務改善効果がありました。

  1. 見積作成→受注登録→請求書発行、購買発注等の業務をKAREN-COREに集約できました。
  2. 実務にあったシステムとなった事により、後追いで必要情報をシステムに入力するような事がなくなりました。
  3. 各システム間をまたぐデータが無くなった事で、二重入力の大幅低減につながりました。

システム選定の際に重視したこと、KAREN-COREの選定理由をお教え下さい。

  1. 現行システムベンダからの提案よりも安価であった点、レンタル業務に特化したパッケージであるという点を評価しKAREN-COREを選定しました。
  2. 当初KAREN-COREのSaaS版(クラウドサービス版)の導入を検討していましたが、会社方針にてSaaS利用に関するハードルが高いことが判明し、自社契約のMicrosoft Azure上へのKAREN-CORE導入を行いました。インフラ面で自由度の高いサブスクリプション利用が可能だった点も選定理由の一つです。

※キッセイコムテックではAzureの他、Amazon Web Services, Inc.が提供するAmazon Web Services(AWS)上での環境構築及びその後の保守サービスを一括提供可能な「AWS総合支援サービス」のご提案が可能です。

導入時~導入後に苦労した点などあれば、お教え下さい。

KAREN-COREを導入した際、以下のような点に苦労しました。

  1. 自社資産に無いレンタル品を他社から借り受け、それをエンドユーザーに貸し出す、Wレンタル(=転レンタル)が多くあります。KAREN-COREはどちらかといえば自社レンタル在庫を多く持つ企業をターゲットとしたパッケージであった事から、業務とシステムのすり合わせに苦労しました。
  2. 月間の受注件数が数千件となる事もあり、それを処理するオペレータも十数名が必要です。日々の多忙な業務の中でのシステム導入は、現場への負荷も相当なものとなりました。

今後の貴社ビジネス発展に向けて、何か施策を検討・実施していますか?

  1. 前述の通り、多くの受注業務、請求業務がある事から、電子請求システムの導入を検討しています。エンドユーザーへの周知などハードルは高いですが、電子請求化を実現できれば大きな業務効率化が期待できるものと考えています。
  2. 在宅勤務の促進を行っており、在宅時でも出社時と同様に業務をこなせるようKAREN-COREを積極的に活用する仕組みづくりにも取り組んでいます。

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導入事例(E社様 KAREN-CORE)

E社様、貴重なご意見・ご感想ありがとうございました。

キッセイコムテック担当者コメント

この度はKAREN-COREを、ご選定・ご導入いただきましてありがとうございました。
導入中はこれまでの業務とシステムのギャップのすり合わせが難しかったですが、みなさまにご協力いただいたことで無事稼働できました。感謝いたします。
これからも、KAREN-COREに留まらず、業務の中でお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。営業、開発一丸となって対応させていただきます。