導入事例
株式会社メディエイター 様
レンタル事業拡大に向けた、業務管理の強化と各業務の可視化を実現
メディエイター様は、創業以来「お金はありがとうの引換券」を基本理念として、情報・通信機器に関する４つのブランド「パソコン市場」、「パソコン修理市場」、「パソコン買取市場」、「パソコンレンタル市場」及び、各ブランドに準じたサービスを提供されています。このうち、「パソコンレンタル市場」に適用すべく、レンタル業務システムKAREN-CORE SaaS(以下、KAREN-CORE)をご導入頂きました。今回は、導入経緯や導入効果についてご担当者様にお話を伺いました。
KAREN-COREの導入経緯、導入以前の課題をお教え下さい。
KAREN-CORE 導入以前は、以下の課題がありました。
- パソコンの中古販売を主力とした事業展開を行っていましたが、レンタル事業を新たな主力とすべく、成長・拡大に向けた施策が求められていました。
- SFAをベースとした販売管理システムを導入していましたが、レンタル向けの機能が搭載されておらず、カスタマイズまたは、新システムの導入を検討していました。
KAREN-COREの導入により、どのような業務改善効果がありましたか？
KAREN-COREを導入したことにより、以下のような業務改善効果がありました。
- いつ、どのお客様へ、何を貸し出したのか、などの過去履歴を見ながら、お客様より依頼が来る前から能動的にアプローチを仕掛けられるなど、営業活動のサポートに効果がありました。
- レンタルにおける各業務(営業における見積・請求・購買～物流における入出荷、在庫管理 など)の可視化につながりました。
- KAREN-COREシリーズのうち、クラウドサービス版であるKAREN-CORE SaaSを導入したことにより、サーバ管理の手間が省け、コア業務に人員を集中させることにつながりました。
選定の際に重視したことは何ですか？
また、KAREN-COREの選定理由をお教え下さい。
弊社とキッセイコムテックは、もともと中古PC販売やPCレンタルにおけるパートナー企業でした。そのつながりもあり、弊社でのシステム導入検討の旨を相談したところ、ご提案を頂いた事がきっかけでした。
選定にあたり重視した点は、『システム導入によりコスト削減につながるか』です。具体的には、現行の販売管理システム＋機能不足部分をExcel等のツールで補うアナログ作業を続けるか、新システム導入により業務効率化を実現し、費用対効果を出せるかといった観点です。
導入時の注意点等ありましたらお教え下さい。
弊社におけるKAREN-CORE導入時の注意点や苦労した点は以下となります。
- 現行システムからKAREN-COREへのデータ移行、特にトランザクションデータの移行は苦労しました。日々の業務は止める事ができない為、トータルで2カ月程度の期間を要しました。
- 当時、TV会議システムが普及しておらず、東京-福岡間での距離の問題を起因とする導入教育の遅れや、お打ち合わせ時間の捻出に苦労しました。
現在の課題などお教えいただけますか？
現在、以下のような課題があると認識しています。
- 中古販売用PCと、レンタル用PCで在庫管理が別々となっており、今後はビジネス形態に関わらず統一的な管理が必要と考えています。
- 減価償却部分のシステム化ができておらず、何らかの施策を検討する必要があると考えています。
今後、どういったシステム投資や業務改善施策を検討していますか？
以下のような施策を検討しています。
- 在庫の統一的管理を実現し、『このＰＣは販売する事もできるし、レンタルする事もできます。』といった柔軟な提案を可能としたいです。
- 日本全国に25カ所ある店舗を活用する事により、店舗でのレンタル受付を可能としたいです。
- 現在、レンタル事業はBtoB向けが中心となっていますが、BtoCへのターゲット拡大を検討しています。
- 更なるアフターサポート強化に取り組みます。
ご要望等ありましたらお聞かせください。
KAREN-COREに限らずクラウドサービスは利便性が高い一方、ネット接続を前提としており、オフライン時に業務がストップしてしまうという懸念を感じています。
オフライン時にも作業継続できる仕組みがあると更に良いシステムになると思います。
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株式会社メディエイター様、貴重なご意見・ご感想ありがとうございました。